2009年05月23日

なぜビズクリカフェを立ち上げたのか?

ビズクリカフェは以下の3つの書籍に影響されて作りました。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
著者:ダニエル・ピンク
販売元:三笠書房
発売日:2006-05-08
おすすめ度:4.0



トム・ピーターズのマニフェスト(1) デザイン魂 (トム・ピーターズのマニフェスト 1)トム・ピーターズのマニフェスト(1) デザイン魂 (トム・ピーターズのマニフェスト 1)
著者:トム・ピーターズ
販売元:ランダムハウス講談社
発売日:2005-09-10
おすすめ度:4.5



発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
著者:トム・ケリー
販売元:早川書房
発売日:2002-07-25
おすすめ度:4.5




①『ハイ・コンセプト』 ダニエル・ピンク
今後世界は情報化社会からコンセプチュアル社会へシフトしていくという内容。コンセプチュアルとは、複雑な問題に対する問題解決力や論理性・創造性といった知的ポテンシャルをいう。

ハイ・コンセプトとは
●パターンやチャンスを見いだす力、
●芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、
●人を納得させる能力、
●一見ばらばらな概念を組み合わせ新しいものを生み出す能力

これからは左脳だけでなく、右脳的な特質が重要な要素となってくる。

これからは、多感で豊かな想像力を持つ人々が先頭に立つ時代。
仕事で成功を収めたいと思う人はより一層の想像力を磨くべき。


☆「コンセプトの時代」には、「6つの感性(センス)」が活躍する。

1.機能だけではなく「デザイン」が、商品の価値を高める重要な要素
  となっている。

2.議論よりは「物語」が人々を動かすことができる。

3.個別よりは「全体の調和」が求められる時代だ。すなわち、何かに
  焦点をしぼって特化することでなく、バラバラなものをひとまとめ
  にする能力である。

4.論理でなく「共感」が、人を動かし、人間関係を築く。他人を思い
  やる能力が求められる。

5.まじめだけでなく「遊び心」、すなわち、笑い、快活さ、娯楽、
  ユーモアが仕事にも人生にも必要となってくる。

6.モノよりも「生きがい」こそが物質世界での苦しみから解放して
  くれる

デザイン感覚を身につけるために、小さめのノートを用意して、常に持ち歩くようにしよう。よいデザインに出会ったらそれを書き留めるようにする。


②『デザイン魂』 トム・ピーターズ

「私の見る限り、企業はあまりにも、単純さ、明快さ、優雅さ、美しさに欠けている」

美しいシステムとは「単純さ」「明快さ」「優雅さ」「美しさ」を備えているもの

ギネスは、ビールを売っているわけではない。スターバックスは、コーヒーを売っているわけではない。スターバックスは「第三の場所(または第二のオフィス、スモールオフィス、読書スペース。つまりスターバックスのある生活)」を提供していて、ギネスは「コミュニティ(人々が集まり、さまざまなストーリーを語り合う、そんなきっかけをつくること)」を提供している。ハーレーダビットソンは「ライフスタイル(黒いレザーのライダースーツに身を包み、小さな町々を走り抜け、周りの人たちに恐怖感を与える、そんな力)」を提供しているのだという。つまり、目に見えない価値、「経験(experience)」を提供している。

「一般の人の辞書には、デザインとはうわべの見せかけ、と書いてある。」「その解釈は、完全な的はずれだ。デザインとは人の手による創造物の奥底に宿る魂だ。」


③発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法』 トム・ケリー

その場所からでて、市場、顧客、製品を観察しよう。狂ったようにブレインストーミングをして、山のようにプロトタイプをつくろう。

IDEOで日々行われるのは「観察」「ブレインストーミング」「プロトタイプづくり」

観察の目的は、インスピレーションを得ること、机では得ることのできない何か新しいことを学ぶことだ。サイバースペースでネットサーフィンすることで学べることもあるかもしれないが、一般的に、物理的に机から離れて、実際に生活している人々を観察しに出かけることだ。


以上3点の書籍、ぜひ読んでみてください!



同じカテゴリー(コンセプト)の記事
 リニューアルいたします! (2009-10-04 07:28)

Posted by 福岡ビジネスクリエイティブカフェ(ビズクリカフェ) at 22:45│Comments(0)コンセプト
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。